100人対戦のFPS「Squad」が遂にアーリーアクセス開始したのでレビュー

どうもこんにちは。あと一週間くらいで今年が終わってしまうけど皆様いかがお過ごしでしょうか。

Steamのウインターセールも始まり、ゲーマー諸君も年を越すためのお供を探す時期。

ということで今回は12月15日にアーリーアクセスが開始したFPS「Squad」のレビューやら感想やらを書いていこうと思います。

 

ちょっと前にも記事にしたが、このFPSはリアル系FPSが好きなうp氏とそのお友達にとって大本命タイトルだった。

BF2の大型MOD「Project Reality」の開発チームがPRのリアルな戦場づくりというコンセプトはそのままに
ストリートファイターVやFF7リメイクでも話題になった「UnrealEngine4」をゲームエンジンとして採用した超期待作!
それがついに遊べるようになったのである。

早速レビューを書いていこうと思う。

 

ざっくりまとめるなら

「期待通りのリアル系FPS」

であった。

 

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ゲームをやってみてまず良いと思ったのが雰囲気
「戦場にいる感」がすごい出てるのだ。

リアル系FPSは撃ち合いを楽しむスポーツライクなものではなく
個人的には戦争の雰囲気を楽しむゲームだと思っているので臨場感や没入感というものは非常に重要な要素だ。

 

 

では何がこのゲームの雰囲気をそれらしくしてるのか?

 

 

必要最小限に抑えられたUIも没入感を出すのに一役買ってるし

マップの作りもアフガニスタンの中東っぽさをよく表現していていいとは思ったのだが

仲間内で満場一致でこれは良いと思ったのは音響である。

実銃をサンプリングしたであろう効果音はリアルそのもので
近くでMGを連射されたらやかましくて隊員のしゃべり声が聞こえないし
遠くでの戦闘音はくぐもって鈍く響く感じになる。
屋内で発砲しようものなら銃声が反響しまくってすぐに屋外に出たくなる。

 

 

またこのゲームではボイスチャットが搭載されており
周辺、分隊内、分隊長間での3種類のボイスチャットが使える。
後ろ2つは無線での会話なので距離などは関係なく聞こえるが
周辺の味方に話しかける時は話す場所やお互いの位置関係によって聞こえ方が異なる。
屋内では響いて聞こえるのは銃声と一緒で、他には相手のいる方角からしっかりと音が聞こえる。
ソロで野良分隊で衛生兵をやっていた時などは
隠れていた敵に隊列のどまんなかにRPGを撃ち込まれて
360度どこからも衛生兵を呼ぶ声が響いてくる戦場サラウンドを味わうはめになった。

 

 

まあ、俺がどれだけこのゲームの音に感動したかはわかってもらえたと思う。
では他の内容はどうだろうか?

 

ゲームのルールは今のところ3種類。

Advance and Secureは他のゲームでも馴染み深い陣取り合戦だ。
基本的にはBFシリーズのコンクエストと同じと思ってもらって構わないが
このゲームには「前線」という概念があり、自分達の持ってる拠点と隣接している拠点しか攻略できない。
そのため、BFシリーズみたいに「とりあえず裏の手薄な拠点を取って拠点数をイーブンにする」とかって戦術は使えない。

とはいえ、後方に浸透しての援軍遮断などは有効だし、後述する陣地作成の要素なども相まって戦線はかなり複雑化する。
個人的には今のところこれが一番面白いし、一番サーバーで回されている。

Insurgencyはマップ中に点在する武器弾薬を巡る戦いで
攻撃側は制限時間内にすべて破壊すれば勝ち。一つでも残っていれば防衛側の勝ちになる。

Territory Controlは攻撃側は1つずつ順々に拠点を攻略していくので、防衛側はそれを阻止することになる。
全拠点を時間内に制圧できたら攻撃側の勝ち、時間切れで防衛側の勝ちとなる。
このゲームでは最大9人の分隊を組むことが出来、分隊に所属したらロールを選択する。
今のところ装備はロール毎に固定となっている。
全員衛生兵にしたりは出来ず、分隊毎に衛生兵や分隊支援火器射手の数も決まっている。
9人以下の分隊では衛生兵が一人だったり対戦車兵がいなかったりと、ゲームシステムも分隊を組むことが推奨されるものとなっている。
どのルールでも分隊としての働きが求められるのだ。

規模が最大で50vs50の100人対戦と味方がかなり多いので
分隊間での連携も大事になり、分隊長は他分隊の位置なども考えながら部下に指示を出すことになる。

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ゲーム中はこのようなマップ画面で拠点や味方の位置が確認できる。
また、分隊長はここに様々なマーカーを出すことも可能で英語があまり出来なくてもそれっぽい指示を出すことはできる。

 

 

 

 

そして、このゲームのもう一つの大きなウリとして

陣地構築という要素がある。

これは前線基地(FOB)を設置してリスポン地点にできるだけでなく
その周辺に土嚢を積んだり、ハシゴをかけたりできるのだ。
これによって小高い丘に野戦築城して敵を撃ち下ろしたり
市街戦では建物の入り口を塞いで籠城したりできる。

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森林地帯の高台に土嚢を積んでRPGで撃ち下ろす味方兵士。
この少し積んだだけの土嚢があるかないかでかなり動きやすさも変わった。
設置に関しては割りと自由度が高いので色々な事ができる。
今後も更にバリエーションは多彩化していくだろうし大いに期待できる。

 

 

まあシステム的な評価、レビューはこんなもんかな。
あとは感想など・・・

 

上で触れたが100人対戦というのはいいね。
BF4は64人対戦なわけだし1.5倍の人数が戦場にいるわけだ。
とはいえマップのサイズはBFよりはかなり広めなので面積あたりの人数は少なく
常に全域がドンパチ賑やかってわけでもない。

いまのところ、歩兵戦のみだが乗り物が実装されてこれがどう変わるか楽しみである。
マップサイズが広いとはいえ、ARMAほどは広くないし、10~20分トラックの中でぼーっとしてる、なんてことにはならないだろう。
いまのところこのゲームは「軍隊なりきりごっこ」「FPSとしての面白さ」のバランスをとてもよく取れていると個人的には思う。
BFほどカジュアルでもなければARMAほど戦場シミュレーターチックでもない。
BFとARMAを足して2で割った感じというよりはInsurgencyとARMAを足して2で割った印象だ。

ぜひ乗り物もこのバランスを保ったまま実装してほしいものだ。

 

 

 

さて、2chスレとかを見ていると「戦場がスカスカ」とか書いてあったりする。
上でも書いたように確かにBFなどに比べて戦場の密度は低い。
しかし、このゲームは他の分隊と連携を取って戦線を構築し、他の味方がやられたらそこをカバーするように分隊を移動させたりするのが面白いのだ。
手薄になっている戦線の端を押し上げようとして同じことを考えていた敵と遭遇戦をしたりするのが面白いのだ。

ゲームのタイトル通り、このゲームではスクアッド・・・分隊として動くことが求められる。
さっと突っ込んで一人二人の敵を倒すことは求められていない。
それよりは隙無く布陣し、味方と一緒にじりじり戦線を押し上げていくことが求められるのだ。

目先の撃ちあいでなく、チームみんなで戦術目標を達成するこの面白さがわからない人は
リアル系FPSをやった時についつい「クソゲー認定」したりするが
「リアル系FPSは撃ち合いを楽しむのではなく、軍隊なりきりごっこを楽しむもの」と見方を変えれば格段に面白くなると思う。

まあ万人受けしないジャンルなのは事実なのでそれでも楽しめない人はいるかもしれないが・・・

 

 

極端にPingが高かったり、ゲームの動作が不安定だったりと問題点もいろいろあるが
ポテンシャルは高く、開発陣の指揮も高い。
個人的には久々の良作マルチFPSなのでこれからしばらくはこのゲームでも遊んでいこうと思います

 

100人対戦のFPS「Squad」が遂にアーリーアクセス開始したのでレビュー” に1件のコメントがあります

  1. フライトシムとかと同じでこういうゲームは戦闘以外の移動とか補給の要素も楽しそうですね。

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